【自民・総裁選2024】各候補者の推薦人の概要!推薦人から見えた立候補者たちの構図

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史上最多9人の立候補者による闘いの今回の自民党総裁選。

派閥なき総裁選と言われるものの、やはり透けて見えている派閥色

推薦人から見えた立候補者たちの構図をまとめました。

派閥なき総裁選の実態は?

立候補者それぞれの推薦人の出身派閥をみてみると、

バックにつく派閥色が顕著に表れていました。

それぞれの立候補者推薦人の特徴をまとめてみると↓

高市早苗旧安倍派が7割加藤勝信厚労族が多い
小林鷹之中堅・若手が多い河野太郎麻生派が9割
林芳正旧岸田派が8割石破茂女性ゼロ、ベテランが多い
小泉進次郎無派閥議員が多い茂木敏充旧茂木派が7割
上川陽子女性支持が最多の7人

‟派閥なき”総裁選とはいえ実態は派閥が生きており

河野太郎は麻生派が18人、林芳正は旧岸田派が15人など、お家事情が伺えます。

そのほかの特徴としては、

無派閥に支持されている
  • 石破茂(15人)      ※無派閥とは言え…石破茂は石破グループ
  • 小泉進次郎(14人)             小泉進次郎は菅グループが多数
若手支持が多い
  • 小泉進次郎(推薦人平均年齢55歳)
ベテラン支持が多い
  • 石破茂(推薦人平均年齢64歳)
女性支持が多い
  • 上川陽子(女性推薦人7名)
女性支持がゼロ
  • 林芳正
  • 石破茂

各候補者推薦人の裏金議員事情

自民党の裏金問題は現在も解決があやふやな状態で、

国民の理解を得るためにはマイナスイメージは避けたいはずです。

各立候補者推薦人の中に含まれていた裏金議員の数がこちら↓

高市早苗13人加藤勝信4人
小林鷹之なし河野太郎なし
林芳正なし石破茂なし
小泉進次郎1人茂木敏充2人
上川陽子1人

一見すると小林鷹之らの推薦人には裏金議員がいないので

クリーンなイメージを持つかもしれません。

しかし実態は裏金議員を推薦人の中にあえて入れていないだけ。

たとえば小林鷹之の出馬会見の場では推薦人以外の支持者も多数出席しており、

その中に7人の裏金議員が出席していました。

自民党総裁選は後半戦へ

史上最多の9人が争う自民党総裁選はいよいよ後半戦。

県関係の国会議員もその先の衆院選をにらんだ活動をしはじめ、

全国民が総裁選の動向を見守っています。

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