8月末フジテレビを退社した元アナウンサーの渡邊渚さん。
自身のインスタグラムにてPTSD(心的外傷後ストレス障害)を患っていたことを公表しました。
すでに専門治療を終えたことを報告し、新たな一歩を踏み出そうとしている渡邊渚さん。
休養中はどんな様子だったのでしょうか?
渡邊渚さんのプロフィール
生年月日 | 1997年4月13日(27歳) |
出身 | 新潟県 |
身長 | 165cm |
血液型 | O型 |
学歴 | 慶応大学経済学部卒業 |
経歴 | 2020年4月フジテレビ入社 |
入社当初から頭角を現し「めざましテレビ」の情報・エンタメキャスターに抜擢。
また「もしもツアーズ」4代目ガイド(2020~2022年)を担当するなど多岐に活躍。
しかし2023年7月から体調不良により突然の休養。
病名は明かさないままの休養で一時は入院し食事や歩行が困難だったことから、
がん、ギランバレー、白血病、鬱病なのでは?と様々な憶測や噂が飛び交いました。
そんな中今年7月にパリオリンピックを観戦していたことが発覚。
多くの人が心配の声を寄せていた中でのこの行動に対し、
- あまりにも配慮がたりない
- 弱ってるアピールしておきながらパリに行ける元気はあるのか
- 病名を公表しろ
など、多くの反感を食らいます。
これが理由かは分かりませんが、今年の8月31日に渡邊渚さんはフジテレビを退社しました。
PTSDをだったことを公表
長い間病名を伏せたまま休養をしていた渡邊渚さん。
しかし10月1日、自身のSNSでPTSD(心的外傷後ストレス障害)に患っていることを公表しました。
PTSDについてに渡邊渚さんは、
- 「生命を脅かされるような出来事によって引き起こされる精神疾患」
- 「フラッシュバックや回避・解離、過覚醒、パニック発作など様々な症状があった」
- 「休養中は生きているのが辛くて、身も心もボロボロだった」
と説明しています。
退院後は、これまで出来ていたことが出来なくなっているという事実と向き合いながら
日常を取り戻していくことに努めていた渡邊渚さん。
つい最近めでたくPTSDの専門的な治療が終わり日常生活の不安がなくなったことで
今回の公表につながったようです。
PTSDの治療は今年の5、6月パニック障害が酷くなり特に苦しかったとのこと。
乗り物に乗ることはおろか人出が多い所に行くことすら難しかったようです。
それでもあきらめず少しずつ距離を伸ばしながら外出することで克服。
7月のオリンピック観戦は、そうした訓練の延長線上だったのかもしれません。
希望が見えだした中での批判は相当心を痛めたかもしれませんね。
どんなに苦しい時でも渡邊渚さんがあきらめなかったのはSNSの支えがあったからです。
- 「ひとりぼっちに感じた療養期間をたくさんの方がSNSを通じて支えてくださり、パワーをいただきました」
- 「これからは私がパワーを送る番です!私はこれからもずっと、病気と闘ったり、生きづらさを感じたりしている方たちの味方です」
と、ファンへ感謝のメッセージを寄せています。
休養中に渡邊渚さんが頻繁にSNSを投稿していたのはじつは治療の一環であり、
また唯一ファンと繋がれる大切な場所だったからなのかもしれません。
渡邊渚さんがPTSDを患ってしまった理由とは?
全国の視聴者から常に視線を浴びるアナウンサーは、
潜在的な自己顕示の意識が高くなければ耐えられない過酷な仕事です。
渡邊渚さんは入社してまもなく「めざましテレビ」のキャスターに抜擢。
相当早い時間に出勤し、ミスは許されない生放送に出演。
その他番組収録やロケもある。
普通の社会人とは違う生活サイクルと環境であれば適応障害に陥るのも無理はありません。
そのまま我慢してしまえばますます精神が病み、鬱病にまで陥る危険性もあります。
繊細で優しい渡邊渚さんは多くのプレッシャーに押しつぶされてしまったのかもしれません。
誰のせいでも無く、心と身体が疲れてしまったのでしょう。
治療中は消化器内科、皮膚科、膠原病科など、様々な科にお世話になったと語っています。
手遅れになる前に専門医に相談し、職場の理解も得られ、
治療に励むことができて本当に良かったです。
渡邊渚さんの今後が注目される
渡邊渚さんは今後について、
「自分のペースで、幸せを感じながらお仕事できれば」
と、意気込みを語っています。
フリーアナウンサーやタレント、インフルエンサーなど、様々な可能性を秘めている渡邊渚さん。
どのような道に進むのか注目です。