連日報道絶えない、いわゆる‟中居正広問題”。
この事件の被害者女性はフジテレビ関係者で、上司に被害を打ち明けて相談していたとのこと。
この時の上司というのがフジテレビアナウンサー・佐々木恭子さんといわれています。
- 相談を受けたのは佐々木恭子アナであるのか
- なぜすぐに被害者女性を守れなかったのか
佐々木恭子アナは相談を受けていた
被害者女性はトラブルが起こったあと、フジテレビ幹部に被害の詳細を報告していました。
被害を報告し相談した相手は、
- アナウンス室長(当時)B氏
- 医師
- アナウンス室部長の佐々木恭子アナ
この中でも被害者女性は、
「佐々木さんにはすぐに事件のことは相談しました」
と証言しており、佐々木恭子アナに真っ先に助けを求めたことが想像できます。
しかし佐々木恭子アナを含む幹部3人はトラブルは重大ではないと判断し、
現在の騒動に至るまで中居正広さんへの聞き取り調査に乗り出すことはありませんでした。
なぜ佐々木恭子アナは被害者女性を守らなかったのか
被害者女性の訴えは結果的にすぐには聞き入れてもらえなかった形になります。
なぜ佐々木恭子アナは被害者女性を救えなかったのでしょうか
① 逆らうことはできない‟A氏”という絶大な存在
一連の騒動の発端となった会食をセッティングしたのは、
フジテレビ編成部長・A氏(以下、A氏)であるとされています。
アナウンス室部長というベテランの地位で、A氏とは同世代である佐々木恭子アナは
A氏に対して意見を言える立場のはず。
しかし佐々木恭子アナは会食をセッティングした張本人であるA氏に
結果として被害者女性の訴えを報告しなかったようです。
というよりも、報告することができない状況でした。
それはA氏はフジテレビ編成部門でトップ中のトップであり、
編成部門はおろか他の部の局員にも絶対的な影響力をもつ人物であったからです。
A氏の気に障るようなことをすれば自身の将来が危ぶまれるような存在であり、
誰もA氏に逆らうことが出来ず、他の局員にとっては気を使う存在でした。
A氏は渦中の中居正広さんや昨年女性問題が発覚した松本人志さんなど、
多くの業界のトップランカーと信頼関係を築きあげ、芸能人とのパイプは強固。
とくに中居正広さんとは若手時代からタッグを組んできた仲で、
中居正広さんのおかげで出世できたと言っても過言ではありません。
そんな旧知の仲である中居正広さんの深刻なトラブルがA氏の耳に入れば、
局員にマイナスな影響を及ぼす可能性があるのは必須。
そのため佐々木恭子アナA氏に被害者女性の相談を報告することができなかったのです。
② フジテレビの悪しき文化に毒されていた
佐々木恭子アナがA氏に被害者女性の相談を報告しなかったのは、
『隠蔽』というより『気遣い』のつもりであった可能性があります。
「A氏は制作現場で絶対的な影響力がある」=「A氏に敬遠されれば大きな仕事はもらえない」
もし被害者女性の件を報告したら、
今後の仕事に影響がでるかもしれないと思ったのです。
‟影響力のある上司の機嫌を損ねてはいけない”という長年フジテレビ内に根付いていた悪しき考えに
フジテレビ局員のキャリアが長い佐々木恭子アナは毒されていた可能性もあります。
また長いキャリアの中で今回のような現場を見聞きしていた可能性もありますし、
佐々木恭子アナ自身もそうした体験をした可能性もあります。
ある意味佐々木恭子アナも被害者と言えるかもしれません。
まとめ
一連の騒動を受けた後、佐々木恭子アナは出社していないようで、
現在は出社停止になっている可能性があります。
佐々木恭子アナは本当は被害者女性を助けたくても助けられなかったのかもしれませんし、
救えなかったことを後悔しているかもしれません。
現在フジテレビ内部では女性アナウンサーを中心に、
説明責任を果たさない上層部に対する不満が募っています。
真面目に仕事に取り組む局員が本当に可愛そうです。
今後の動向に注目です。